一般社団法人 かながわ民間教育協会
会長 荒谷 博孝

 平成2年から、進学・入試に関する「教育シンポジウム」(旧名:すばるの会)を毎年開催し、中学校・高等学校の進学担当者や、学校管理者の教育意識と資質の向上を目指し運営してきました。また翌年から、小・中学生の保護者及び児童・生徒に対して相談に応じる入試相談会〜「私学・私塾フェア」〜を毎年開催してきました。
 平成9年には。神奈川民間教育連盟を結成し、神奈川県公立高校入試の選考に当たって重視する内容の開示請求、公立高校校長会理事会との懇親、神奈川県警との少年非行に関する懇談、文部科学省の方針を県内の教育関係者へ周知するなどの活動を行い、教育関係者、生徒、保護者への正確な情報伝達機関としての一翼を担ってきました。
 平成14年12月に「神奈川民間教育連盟」を吸収統合し、さらなる力を結集して、教育の健全な発展を確実に図るため「一般社団法人かながわ民間教育協会」として生まれ変わり現在に至ります。

 教育の健全な発展、教育の質的向上を図るには、教育に関する調査及び研究を行い、その結果を中学・高等学校の先生をはじめとする教育関係者や生徒、保護者に正確に伝えることが県民の教育に対する不安を解消するばかりでなく、教育の自己選択を支援し、自己責任を認識してもらう上でも不可欠です。広く県民を対象に進学・入試相談会事業や教育に関する研究結果の報告会を行い、その情報を提供することにより、保護者や児童・生徒の要望に応えるべき環境を整えます。

 また、教育シンポジウム事業を通じ、公教育・私教育の支援及び教育全体の質的向上を目指します。さらに、次代を担う子どもたちの“生きる力”を育むための多様な自然体験、社会体験支援活動や学校教育関係者、警察関係者、地域住民との連携により、子どもたちの安全で快適な生活環境を守るための、青少年の健全教育に関する事業を行います。
 今後ともご支援ご協力いただきますよう宜しくお願い申し上げます。